この本が手に入ったときに私の扉を自身で開けたことを覚えています。
最初、装丁を目にして思わず読殺したのは小学校3,4年生頃の通っていた小学校の図書室。
とにかく本を読みあさっていた少女期に、そこにある全ての本を読んでいたし、新刊は必ず。
アルバイトを始めたのもその頃。本、レコード、そして必ず目の前に現る飛べない雀から始まり、インコ、鳩、九官鳥や、野犬(捨て犬)野良猫の餌を買うために厳しかった父に小遣いの値上げを強請ると働きなさいと命ぜられたためで、初めてのバイト先は両親の通う美容室のパーマ用のロット?だっけな、、ペーパー、タオルの洗濯物をこなすことだった。きっとママ達が手配していたはずなことには相当大人になってから気づくのですけど。
なので10歳から勤労して、働いてきています。時給350円だった記憶です、時効ね!
おこづかいはわずかだったのだけど、欲しい本はいくらでも買ってもらえたことに感謝しています。この本もそれで、図書室は本当に素敵な展示室でした。ワクワク以外の何者でもない部屋。
私の好みが過ぎてからは自分で買うことに執拗してどんどん稼ぐようになりました。
長年開けていなかった荷物のうち、またしても目の当たりに。。
拝
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